Open World From Canada : New Year

あけましておめでとうでござる！
申年になりましたね！
辰年なおいです！

ひょんな縁から、年末にかけて日本から来ていたプロスノーボーダーのCHIKAさんとセッションさせてもらうなどいい経験をさせてもらった２０１５年。

３１日はその時出会ったMARIKAさん（日本からスノーボードクロスのプロを目指してウィスラーで合宿？している）とセッションし、滑り納め。
やっぱりフリーライド上手な人たちと滑るのはおもしろいな〜

この日は１２時頃にクリークサイド（１番南のゴンドラ乗り場、僕の住む家があります）に下り『CAN　SKI』のKANAさんの元へ。
元旦はスキーの予定で、それ用のブーツを合わせに。

最近はスキーブーツもかなり気持ちよく履けるようになったんだな〜♪

KANAさん「いつでもうちのお店のスキー使っていいからね♪」

と、ありがたいお言葉をいただきウィスラーでのスノーライフの幅が広がりました！
感謝！！！

最近、手が荒れてきた僕は２０１５年最後の買い物としてNIVEAクリームをゲットし（１００gで１２ドルとか普通なの？）

新年に向けての準備はバッチリ！（なんの準備だ？）

よく一緒に滑っているジョナタン（膝を怪我して２週間近く滑れてなくてヒマなアルゼンチン出身の日系人）と合流し１５時から大晦日の宴会開始。

７時間ちかく飲みながら話した話もほとんど覚えていないが、印象に残ったのは・・・

ナオイ「ジョナタンのアイデンティティは日本人なの？それともアルゼンチン？」

ジョナ「オレはオレだよ」

ナオイ「なんだそれ？」

ジョナ「日本でも外人扱いされて、アルゼンチンでも外人扱いされるから故郷なんてないよ。故郷がある人が羨ましいよ」

日本でのぬくぬくな生活をしてきた自分がとてもちっぽけで、なんだろう恥ずかしさに似た感情に襲われた。

アルゼンチン出身、日本での生活、NYでのダンス留学、オーストラリアで書いた絵を路上販売する生活、途上国を含むたくさんの国を旅する生活と、とても経験豊富な彼が「アルゼンチンでの生活は貧乏で食べられるものはなんでも食べてたよ」と買って来たチキンを骨までバリバリ食べながら話す話はとてもおもしろかった（ほとんど覚えていないんだけどな）

ナオイ「素敵な女の子と結婚して、帰るべき故郷ができたらいいね♪」

ジョナ「もう俺の故郷はそれしかない！美人という条件だけは捨てられないけどな！結局は顔が大事！」

べろんべろんの帰り道。毎日見ている綺麗な星空（オリオン座と冬の大三角）

こちらは星が本当に綺麗です！
しかも高緯度なので、北極星を中心にカシオペア座と北斗七星が同時に見られる！
（カメラではフレーム収まりきらず撮れなかった）
日本ではなかなか見られない星空に毎日感動しております！！

さてさてそして本日！新年初滑りはスキーでございました！
（中学生まではスキー少年のナオイ）

本日のパートナー KENZO（ウィスラー生まれウィスラー育ちの１１歳）

Xメン！！！！
彼はカナダでの僕の算数の生徒であり、僕の英語の先生でもあります！
算数と英語のエクスチェンジ！

初日の出も拝みいい新年のスタートでございます！

ま、まぶし〜

新年から攻め攻めいけいけなKENZO

「５４０できるようになったんだよ〜♪」

ランディングでクラッシュし口から出血するほど攻める姿勢に刺激を受けまくり。

ま、まけてられん！！！
捻挫が完治したらおいらもがんばろう！！

ケンゾー「ね〜ね〜カナダで彼女できた？」

ナオイ「なんだいきなり笑。できてないよ笑。英語話せないから難しいぜ！」

ケンゾー「日本の彼女とは結婚するの？あのフォンのトップのバックの子」

ナオイ「フォンのトップのバック？あ〜待ち受け画面のことか笑」

ケンゾー「ね〜T-BARのる？」（お尻にT時のバーをあててのる簡易リフト。最初は結構のるのが難しかった）

ナオイ「いいよ。でもスキーで乗るの初めてだよ！」

ケンゾー「え〜落っこちないならのろうよ。なおいが右ね、僕がサポートしてあげるから」

ナオイ「OK！笑」

ケンゾー「ね〜モーグルバーンだけど、このコースいける？僕には簡単だけど」

ナオイ「う〜ん、ちょっと厳しいけど頑張ります！笑」

とにかく話が素直でおもしろい！
カナダ育ちの感覚か言いたいことはっきり言うし、いろいろと話を聞くのも楽しい♪

以前、ケンゾーにもこの質問をした。

ナオイ「ケンゾーのアイデンティティは日本人？カナダ人？」
（故郷が複数ある人にはよくこの質問をします！自分にはない感覚が知りたい〜！）

ケンゾー「う〜ん、僕はね〜日本人だよ」

ナオイ「なぜ？」

ケンゾー「お父さんとお母さんが日本人だからね」

ルーツが理由なのか、なるほど。
それでもなにか考える時の言語は英語だという彼。
興味深いぜ！

ナオイ「ケンゾーは将来カナダと日本どっちで生活するんだろうな？楽しみだな♪」

ケンゾー「どっちでもないかもしれないよ。チャイナかも」

ナオイ「確かにな！」（この年齢でその返しができるのか、すごいな！）

ケンゾー「ね〜ね〜、うちにインコが来たからおいでよ。見せてあげる」

ナオイ「OK!」