バンクーバーの朝からお届け、なおいです。
さて昨日は昼頃に到着したバンクーバーでそのまま20時くらいまで車探ししました。
詳細を書いていきましょう!(長いかもしれん)
基本的にはネットで車を探して、それがディーラーからの出品ならその店に直接見に行き、個人ならアポとって会いに行くと、まぁそんな感じでした。
ディーラーの強みは整備がされていることと故障に関しての保証が1ヶ月〜1年つくこと。弱みは値段が高いってこと。
個人の強み弱みはその逆って感じで思ってください。
ちなみに僕の希望は
・2500ドル前後で買えること
・30万kmオーバーの車は無し(エンジンの大きさが違うから一概には言えないけど)
・年式はできれば2000年以降
・SUVかバンで車の中で寝れること
・4WDであること(もし大した故障がなければ帰る前にウィスラーで売りたくて、雪国は4WDの方がウケがいいから)
・なるべくならタイヤの山が残っていること
・試乗してエンジンの状態、ブレーキの状態がいいこと
まぁだいたいはこんな感じです!
ウィスラーでも車を売りたい個人10件以上はアポとって、そのうち6台くらいは実際に見て試乗したんだけど、なかなかいい条件が揃わないし、踏ん切りがつかないしで今日まで来たっていう状況。
・バーナビーの車屋さん
1軒目はネットをみて状態の良さそうな車を置いていそうだったディーラー。
自分の希望条件を話してその条件にあった車を探してもらうことに。
ちなみに僕の出した条件は『SUVかバンで値段が3000ドル以下』ってこと。
本当はもっと細かいところまで言いたかったけど、まぁとりあえずはこれで探してもらうことに。
と、その前に。
スタッフ「3000ドル以下ならこの辺だけど、トータルで3000ドルかい?」
と聞かれて、セイイエス!
ス「ってことは車の価格は2480ドルくらいまでだな」
車の値段にプラス税金とDOC代(書類作成費用)がかかるらしくそれをいれて3000ドルにするには車体価格が2480ドルくらいに抑えないといかんらしい。
あぁそこまで考えていなかった僕。
というか正直トータル2500ドルくらいにしたいの本当は。
でもさすがに条件厳しそうだから3000ドルにしたのに、それでもきびしいという現実を突きつけられて。
ス「この価格だとこの辺だけどどうだい?」
なおい「う〜〜ん」
ス「SUVはきびしいかな、バンの方が安いからおすすめだけど」
な「そうか〜〜〜」
ス「もう少し考えてからまた来るかい?」
「名刺渡しとくからいつでも連絡くれよ」
ここまでの所要時間はたったの5分(笑)
5分で凹んだ僕でした。
そもそもウィスラーで車探してた時は個人としか会ってなかったから、ディーラーだとそこまで費用がかさむとわかっちゃいたけどわかってなかった。
ということはディーラーではだいたい2000ドル前後の車を探すってことだな。
・・・な、なかなか、難しいじゃないか。
ちなみにこのお店・・・というかこれ以降もディーラーのスタッフはみんなカナディアンではありません!
中東とかそっちの方な感じの人たち多し!
・ニューウエストミンスターの車屋①
電車で移動して別の車屋さんへ
(ちなみに移動はスカイトレインっていってバンクーバーの街の上を走る電車とバスなんだけど、1dayパスが9ドルくらいであるからそれ使って両方乗り放題なんだぜ!)
2軒目でも同じような条件を提案
ス「それだとこれなんてどうだ?」
GMCのSUVが1900ドル
とりあえず試乗することに。
な「おいらこの辺の道がわからないんだけど」
ス「OK 一緒に行くよ!」
「日本出身かい?日本車はいいよね〜。スカイラインにシルビアに」
な「そういう車ならホンダのS2000が好きなんだけど知ってる?」
ス「いえぁ!あれはかっこいいよね!友達のママが黄色のやつのってるぜ!」
なんて会話しながら
な「これ何リットルのエンジンなの?」
ス「さぁ、わからないな、戻ったら見てみようか」
な「・・・」
エンジンの状態は全然悪くなかった。
ブレーキはすこしゆるい感じだったけど、まぁ問題ないかな〜
ただ、距離が30万キロオーバー。(エンジンは3リットルでした)
う〜〜ん
ス「どうだい?気に入ったかい?」
な「悪くないね!」
ス「じゃあ買うかい?」
な「いや、ちょっと考えさせてほしい!」
ス「OK、ちなみに保証は6ヶ月つけるよ、アメリカにいっても対応するよ」
な「ぐぬぬ」
この保証がでかい!
マジででかい!
検討せねば!
・ニューウエストミンスターの車屋②
2軒目の近くにあった車屋さんへ飛び込み
置いてある車を見ていると
オーナー「へい!なにか探してるのかい?」
同じ条件を話
オ「日本人かい?」
「ワタシニホンゴワカリマスヨ」
な「Oh~~!まじか!」
いきなりかますオーナー、うまいな!
オ「それなら、マツダのこれはどうだい?・・・おっと失礼電話だ」
な(2900ドル。いや、無理だ、俺には高い)
オ「ほかだと、このフォードはどうだい?エンジンとトランスミッションはマツダなんだよ!日本のメーカーはいいよな〜、おっと失礼電話だ」
な(2900ドル・・・無理かな〜)
オ「ロードトリップに行きたいのか、そうかそしたらこれがオススメだな〜、おっと電話だ」
な「めっちゃ忙しいね!!!」
オ「もう電話なんて無視しちゃおう」
な(笑)
オ「これはいいよ!ホンダだ。日本車がやっぱりいいよ!」
な(なんだろうどこいっても日本車を褒めてもらえておいらうれしいよ)
オ「値段は・・・4900ドル。でも僕は安全に旅に行ってほしいんだよ。安い車買って途中で故障するくらいなら、少しいい車買った方が安全だろ?しかも旅が終わったら持ってきてくれよ、ちょっと安くなるけどちゃんと買い取るからさ」
な(値段上がってるじゃねーかよ、この商売上手め!)
なんて思いながらも、あ〜その意見はもっともですわ、と少し乗せられる単純な僕。
な「わかるよ、すごくわかる。だけどもしこの車買ったらおいらは旅に行くためのお金がなくなっちゃうよ!」
なんて言いながら踏みとどまり
オ「そうか。じゃあ名刺渡しておくよ。これ僕の携帯番号だからいつでも連絡してきてくれよ」
な「OK」
最後に聞きたかったことを
な「なんで日本語知ってるの?」
オ「日本に4年住んでいたんだよ。僕はプロのサッカー選手でJリーグの鹿島にいたんだ。そのあとは八王子の日野(これが日野自動車のことなのかわからんかった)に移動して、そのあとは子供達にサッカーを教えてたんだ。3人いい選手が育って、クサキは特に美しい選手だったよ。あとなんだっけな〜あいつの名前、忘れちゃったな〜」
衝撃!
ポルトガル出身というオーナーから車とはまったく関係ないけどすげー興味そそられる話をされました。笑
元Jリーガーが今はカナダで車屋のオーナーですか。
おもしろいな〜〜
・ニューウエストミンスターの車屋③
もう1件近くにあったので寄って見たけど、ここは他のところよりもいい車置いていて、僕には到底手が届かなかったので早々においとま。
以上
・サーレイの個人
この日最後は前日からアポをとっていた個人売主のところへ。
車は2001年式のフォードのエクスプローラースポーツで25万km、2300ドルOBO。
(OBOってのはor best offerの略でその金額以下でも一番高い金額の人に売りたいってこと)
試乗してエンジンとブレーキの具合を確かめたいのと、タイヤ等々を確認したかった。
結論からいうと・・・買うことにしました!!!!!!
売主のリチャードさんはめちゃくちゃよく話すおじさんで、とっても感じのいい人。
車の状態は驚くほど良くて、すごく綺麗に乗っていたのがよくわかった。
フロントガラスに大きいヒビがあったけど、まぁトータルで考えたら妥協する範囲内かなと。
そして、なによりもう2月からの車探しに疲れてきていて、決めたかったってのも理由のひとつ。
だがしかし、昨日一番の問題はこの後に起きました。
リチャード「本当に買うのでいいのかい?2300ドルでいいのかい?」
な「安くできる?2000ドルとか?」
リ「それは無理だな!でも現金なら2200ドルでいいよ」
な「OK!」
リ「というか、君の免許はインターナショナルライセンスだけど、それって車の保険入れるの?」
な(やべーそこまで考えてなかった、もしや、やっちまったか)
リ「近くに保険取り扱ってる窓口があるからそこ行って聞いてきてみたら?僕は売ってもいいけど、売った後に君が車所有できないんじゃ意味ないからな。僕は今日はもうずっと家にいるからまた確認したらきてくれよ。」
な「おけ!ありがとう!」
ってなわけで確認しにいきましたよ。
もうこの道中がこの日一番のドキドキ。
(下手したら車ゲットできない。ロードトリップどころじゃない。もしダメなら予定してる3ヶ月なにすればいいんだ?。というかなんでここまで調べなかったんだオレは!あ!カナダの免許に変えればいいじゃん!いやダメだビザの残りが6ヶ月以上ないとダメだったたしか、ちょうど6ヶ月きったところだ。ダメ元でカナダ免許に切り替え行ったらいけるかな?)
もう頭の中ぐるぐる。
ちなみに僕が持っている免許は日本の免許+国際免許証。
これは2つで1つの力を発揮して、提携してる国でなら運転ができるってもの。
カナダもアメリカも運転できるのは確認してたんだが、車の所有までは確認してなかった。
カナダの運転免許証に変えることもできるんだけど、お金と手間がかかるしなによりウィスラーではできないからバンクーバーまで来る必要があって、それがめんどくさくて変えてなかった。
受付のおばちゃん「今日はどうしたの?保険の加入かしら?それとも質問?」
な「質問があります!国際免許証と日本の免許証しか持ってないんだけど、もし車を買ったとしてナンバーと保険ってゲットできるの?」
お「えーと、YES!」
な「YES?!?!? できる?」
お「できるわ」
渾身のガッツポーズ!!!!!!!!!
スッゲー安心した。半端じゃなく嬉しかった。
お「この書類に記入したらできるから、あげるわね」
「あなた日本人?バンクーバーに住んでるの?」
「ウィスラー?素敵なところでしょ〜♪スノーボード?いいわね〜」
もう菩薩のように見えたおばちゃんと少しウィスラートークをしてリチャードさんのところへ戻り
な「イエスだって!保険入れるよ!」
リ「OK. そうしたらこのままお金払って手続きでもいいしどうするんだい?」
な「近くに銀行があれば大丈夫だけど、明日でもいいかな?」
リ「もちろん、そっちの方が僕も都合いいよ。じゃあ明日の5時にまた会おう。そしたらお金もらって、手続きして、ひょいっと車は君のものだ!簡単だね!」
な「Yes!!」
というわけで本日は銀行でお金をおろして支払いと手続きしてついに車ゲットですわ!
写真もなんもなく長々書いた記事でしたが、明日はもっとサクッと写真とともに車ゲットの報告をしたいと思います!
それでは行ってきます!
0 件のコメント:
コメントを投稿