8/27/2016

カナディアンロッキー へ ①(Mt.レベルストーク・グレイシャー・ヨーホー)

アルバータ州北部の”ピース・リバー”という町からお届け。
なおいです。



アルバータ州北部はなにもなくて退屈です。
本当になにもないドライブ。

しか〜〜し!
風景の変化もな〜〜〜〜んにもない3時間のドライブも苦じゃなくなったのが今の僕です。
強くなりました!





さて、ついにカナディアンロッキー編です!
2日間で5つの国立公園を駆け抜けました!
なので2回に分けてお送りします!








8月21日


夕方

ケロウナを後にして北上。
ロッキー山脈よりも手前の町、レベルストークに到着。




雄大な コロンビア川のほとりにある小さいけど素敵な町です。








8月22日


一日中雨予報のためレベルストークで暇を持て余す。

あ〜ひまだな〜(加山雄三風に)








8月23日


天気も回復し出発!



まずはMt.レベルストーク国立公園。
ここは厳密にはロッキー山脈ではなくコロンビア山脈になるらしいんですが。
綺麗ならなんでもいいです!


ちなみに入場料は1日券で$7.80
1日券といっても翌日の午後4時まで有効なので、実質2日間に渡って滞在可能です。
そしてバンフ周辺の国立公園の入場券は共通なのです!
だから、ここで支払いを済ませればこの後の国立公園はそのままエントリーできるってわけです!



さて、ここの国立公園での目的は頂上まで歩いて登ることでした。
頂上までは30分ほどの簡単なトレイルでいけるんだとか。

なのでさっそく車で頂上手前の駐車場まで向かいました。
駐車場までの道がすごく景色いいって書いてあったけど、まぁそんでもなかったです♪





駐車場到着からの、準備してからの、トレイル入口行ってからの

はい、出ました〜


安定のクローズ




あぁ、もうこれでここはおさらばか?
と思ったんだけど、駐車場から歩いていく人が結構いたんですよね〜






少し考えて・・・






あ〜〜わかった!
これあれだ!
シャトルが通る道路は歩いていいんだきっと!
(自家用車ではいけないさらに上まで行けるシャトルバスが運行しています)





きた〜〜〜!
自家用車はダメでも歩きはOK!



というわけで頂上目指し歩いたわけです!





到着


景色は・・・



う〜〜ん、いいですね♪

コロンビア川と山との景色。
綺麗。







熊の出没対策ですか?


パークレンジャーが持っていたのはめっちゃくちゃごつい銃。

や、やばい・・・








そんでもって下山


景色がいいから歩くのも楽しいっすよね〜〜




そんで目的達成であります。







帰りにレベルストークの町を上から眺めて終わり。




















続いて向かったのは『グレイシャー国立公園(CANADA)』



同じ名前の国立公園がアメリカ側にもありましたね!
グレイシャーは氷河のことです。




ここの目的はハイキングではなく(次の日の午後4時までしか時間がないのです。残念だけど巻きです)
ロジャーパスという峠に行くことでした。




といっても、レベルストークからバンフへ向かうなら必ず通るんですけどね。




カナダには『トランス・カナダ・ハイウェイ』っていうハイウェイがあって、
これは西のヴィクトリア・アイランドから東のニューファンドランドまで横断するものなんですが。

こんな感じで


このロジャース・パスはそのハイウェイが最後に繋がった場所なんです。
つまり、この峠が開通したことによってカナダを陸路で横断することができるようになったんだぜ!
っていうカナダの歴史的には重要な場所なんですね!




メモリアル

当時のクレジットですかね





峠なので道の両側に山が見えます。


こんな場所に道路作っちゃうんだから、すごいもんです!!!





あ〜ロッキーに近づいた感じがします。



グレイシャー国立公園だけあって、氷河も見えました。








この峠に道を作る際、雪崩の事故で亡くなった人たちの慰霊碑がありました


たくさんの日本人が参加していたのに驚きでした


この慰霊碑は、もしかして、日本からの寄贈かな?わからないけど。




記念碑の周りは日本式の小さい庭になっていて、好きに枯山水作っていいよってなってたから、ここぞとばかりに日本人根性出して枯山水を作ってやりました。


初めてにしてはいけてるやん!!!ね!











続いては『ヨーホー国立公園』



バンフの1つ手前の国立公園です。
恐竜時代よりも昔の化石が採掘されたことがきっかけでバンフよりも前に世界遺産に登録されてるらしいですが・・・

今回の目的はエメラルド・レイクへ行くことのみです。
化石が採掘された有名な山へのツアーもあるみたいですが、見送りました。




ではさっそく行ってみましょう!


エメラルド・レイクの手前にあった『ナチュラル・ブリッジ』

自然にできた橋



ほーほーなるほどね〜

岩が水に削られて橋になってると。









・・・エメラルド・レイクへ行きましょう!


ロッキーの懐に入り、ますます雄大な景色になってきました!







到着



お〜〜エメラルドっすね〜


綺麗




日が出てたらきっともっと・・・





この湖の周りをぐる〜っと一周できるみたいなので歩いてみました。
4、5kmくらいだったかな?



雄大な山がかっこいいです!




あ〜気持ちいい






雨が降ってきたけど・・・



それも綺麗です






淡々としてますか?
あんまり感動がないって?感じですか?




この旅が始まる前に、ウィスラーの北にある湖『ジョフリー・レイク』に行っちゃったからでしょう。

こういうエメラルド色は氷河が溶けて流れることでできる色らしい・・・らしいんですが。


ジョフリー・レイクも同じ条件の湖なので綺麗な色だったんです。


このジョフリー・レイクに行った時にかなりの感動を覚えちゃったので今回は湖の青さに対する感動は少なかったっすね〜





山と、花と、エメラルドレイク


ただ、山の大きさには圧倒されっぱなしでした!
さすがのロッキー山脈!!!









さて、最後に滝を見に行きました。

『タカカウ・フォール』



お〜〜
なかなかの迫力!





・・・







うん!満足!
おわり!!
そんなわけで、カナディアンロッキー1日目終わりです!

かなり駆け足でした。
なかなかハードでした!








次回はカナディアンロッキー2日目、『バンフ国立公園』『ジャスパー国立公園』編です!
この旅でおそらく最後の国立公園編です。
感動しました!


ではまた次回

8/25/2016

ワイナリー巡り ケロウナ

ロッキー山脈を西から東へと抜け、いよいよイエローナイフへ向けて北上!
なおいです。





そんな本日はワイナリー巡りの話を少しお送りします。
カナディアン・ロッキーに入る前に訪れたケロウナという街での話です。














8月20日

バンクーバーからバンフへ向け、北東方面に移動

移動といっても1日に3、4時間しか移動しないのでそれ以外の時間は暇です。
そこでインターネットを駆使し、『カナダ・ワイン』で検索をしていました。

カナダは割とワイン造りが盛んなんです!
そして、カナダにいるからにはカナダワインも飲んでみたい!と思っていました。
(ワインはあまり好きではないけど、ワイナリーのワインはきっと美味しいはず!!!)


でも、カナダがワイン造りが盛んなのは知っていましたが、地方、 街、どこが有名なのかは知りませんでした。


そこでネットです!




検索結果を簡単にいうと『東はナイアガラ、西はオカナガン』が有名って感じです。




「あ〜〜〜、確かにケベックからナイアガラまでの間にワイナリーたくさんあったな〜」

と、今更気がつき、東側でも飲んでおけばよかったと後悔した僕でした。



しか〜し!
西側でも盛んで、しかもオカナガン地方(オカナガン湖を中心とした山に囲まれた場所)はバンクーバーとバンフとの間にあるというラッキーな展開!
中でもケロウナという街が有名らしい!



ケロウナならルートを少し変更しただけで寄れるじゃないか!
寄るからにはワイン買いたいし、特にアイスワインを飲んでみたい。
ワインはあんまり好きじゃないけど、せっかくだから現地のうまいワインも飲んでみたい。
でもオカナガンにはワイナリーたくさんありすぎ!

ケロウナという1つの街でさえワイナリーがたくさんあって。
どこ行けばいいかわから〜ん!




とまぁいろいろと調べていくうちにあるサイトにたどり着きました。


ワイン@カナダ
http://shop-canada.com/SHOP/31881/31900/list.html


なんでも日本人の滝澤さんという方がケロウナに住みながら日本にワインの輸出をする事業を展開している様子。





・・・僕はダメ元で滝澤さんにメールを送りました。
もちろん会ったこともなければ、ネットで今、知ったばかり。
不躾にもほどのある突然のメールを送りました。





「突然のメール失礼します・・・」

から始まり、ケロウナにこの日向かうこと、アイスワインを買おうと思っていること、ワイナリーがたくさんあって決められないこと、オススメのワイナリーがあれば教えて欲しいこと、等々を相談しました。





そしたら!なんと!10分ほどで返信が!






「ご丁寧なメールありがとうございます・・・」

から始まり、
アイスワインは売り切れるのも早いということ。
お土産用のアイスワインは粗悪品であること。
アイスワインを作っていないワイナリーもあること。
アイスワインの価格がピンキリであること。
この時期に買えるアイスワインの説明。
サマーヒルというワイナリーのアイスワインは非常にできはいいが高価だということ。
ミッションヒルというワイナリーが作る赤のアイスワンが質と値段的にもオススメなこと。

等々、とにかくわかりやすく丁寧な返事をいただきました!


本当にびっくりしました。
わけわからん人間からの失礼とも取れる突然のメールに、こんなにも丁寧に返信いただけるなんて。



しかも・・・

「今のケロウナは天候もいいので、ぜひ素敵な時間をお過ごし下さい」

なんてことまで言ってくれて。



なんていい人だ!
本当に嬉しくなりました!
感謝!

こんな素敵な人のする仕事はきっと丁寧で誠実なんだろうな〜
いつか日本からこのHPでワインの注文をしよう!!!






というわけで、オカナガン地方でワイン造りが有名なケロウナという街へ向かうのでした。









夕方、ケロウナに到着

翌日のワイナリー巡りに向けて少し情報を仕入れて就寝










8月21日


ワイナリー巡り
この日は5箇所のワイナリーへ行きました。




まずは『ミッション・ヒル・ファミリー・エステート・ワイナリー』


え?美術館?


と思うくらい綺麗な作りの敷地内



ブドウ畑とオカナガン湖がとっても綺麗




ピノ・ノワール

こいつがこれから赤ワインになるんですね〜







とっても素敵な場所っすね!
チャペルや レストランもあり、ウェディングパーティーやったら最高でしょうね♪




では、いざ中へ!


あ〜中も素敵です


アイスワインも何種類かありましたが・・・
赤のやつはこれだけと言われたので、じゃあこれでしょう!

前日に滝澤さんに教えていただいたアイスワイン!
ゲットです!!!
何本買おうか悩んだけど、3本!


飲むのが楽しみや〜〜〜♪




アイスワインは実ったブドウを秋に収穫せず、冬に凍るのを待つらしんですね。
凍ったり溶けたりを繰り返すことで糖度が高くなるんだそうです。
その代わり水分も少なくなるので作れるワインの量も減るみたい。

手間をかけても量が作れないので高価なワインになってるんですね!


またアイスワインは国が定めた一定の条件をクリアしないといけないらしいっす。
収穫時の気温とか
厳しいっすね!


ブドウ作りができて冬は冷え込む必要があるので、本物のアイスワインは世界でもドイツやオーストリア、そしてカナダでしか作ることができないみたいです。









続いて訪れたのはこちら



建物が綺麗




レッツ試飲!

上記のベーシックなワイン3種類は試飲が無料みたいなので飲んでみることに。



白は『シェニン・ブラン』と『シャルドネ』



赤は『ピノ・ノワール』


やっぱりワインはあんまり好きじゃないな〜
特に赤ワインはダメだ!苦手だ!渋い!

渋い物、苦い物が苦手な子供舌
フキノトウとかコーヒーとかあんまり好きじゃない・・・


白の方がまだ割と飲めるけど、基本的に酸味のある果実酒が苦手っすね〜


景色は綺麗♪

それでもせっかくだから『シェニン・ブラン』買いました。

・・・いつの日か美味しさがわかる日が来るのだろうか?





続いて訪れたのはこちら『サマーヒル・ピラミッド』


ここはオーガニックワイナリーとして有名だそうです!




ピラミッド

このピラミッドの中でワイン寝かせるらしいっす。
ピラミッドパワーで美味しくなるらしいっす!



テーマパークみたい!
大きなワイナリーはもう1つの観光地 ですね〜






レッツ試飲!

こちらのワイナリーは基本的にどれでも無料で試飲させてもらえます!
中でもスパークリングワインが有名らしいので飲んでみました!




1番上と2番目を試飲。
1番上の方が好きっすね!



赤はやっぱり苦手だな〜





なおい「白でなにかオススメある?」

スタッフ「普段は何飲むの?」

なおい「普段はビールと日本酒しか飲まないんだ」

そのあと少し話をして・・・

スタッフ「じゃあこれはどうかな?」


「うまっ!!!」

思わず声が出た


うま〜!なにこれ!うまっ!
これがピラミッドパワーか!
こんなにうまい白ワイン初めてだよ!


甘口で酸味もそんなに感じなくて、とってもフルーティー。
とにかく美味しかった。


この1番下の『エレンフェルザー』ですか?
これです。



いや〜驚いたな〜。
こんなに早く美味しさがわかる時が来るなんて。
ワイン初心者、苦手な人間でもおいしいと思うワインがあるんですね!

世界はなんて広いのかしら!







最後にアイスワイン



あま〜〜〜〜〜〜〜〜い!

甘い甘いとは聞いてたけど、ホントにすっごく甘いんだねアイスワイン!
これはデザートですわ。

食後酒の意味がわかりました。
でも個人的にはやっぱりさっきのヤツが好きですね!


ってことで


スパークリングと合わせて3本購入です。





4ヶ所目は『シダー・クリーク』





この日は午後からウェディングパーティーがあるみたいでした。
素敵!





こちらのワイナリーは建物も雰囲気も落ち着いてて素敵でした。

以上!笑
少し飽きてきました♪





最後はこちら『グレイ・モンク』







いや〜〜〜〜、おっそろしく可愛い建物ですね!
素敵だわ〜

ここ1番好きだな〜



では入ってみましょう!




試飲スペース







レッツ試飲!
ここでは上記8種類のワインからどれでも4種類は無料で試飲できるみたいです。


写真を撮るのも忘れワインに夢中になっていました。

ここのオススメは白の『ピノ・グリス』らしいっすけど、
個人的には白ワインの2番目『リースリング』と1番下の『ケルナー』が良かったです。



フルーティーなワインなら飲めるかも!



・・・金銭的に迷いながらも2本購入!

この先の旅が心配です!!!!






そんなわけで5ヶ所のワイナリーを周り、合計9本、約$300!
いや〜お金使っちゃったな〜
こういうところあるんだよな〜

でも飲むのが楽しみです!
日本にもお土産で持って帰ります!











まとめ

カナダワインは白ワインを多種類作ってる印象でした。
気候や土地がそうさせるのかはわからないけど、そう感じました。

例えば日本酒なんかは作る時に使う米をどれくらい削るかっていう歩合で『清酒』とか『大吟醸』とか名前が変わるけど、
ワインはブドウの品種がそのままワインの名前になることもわかってとっても面白かった♪だからその分ワインは種類が多いですね!

僕が好んで飲んだ『リースリング』『エレンフェルザー』『ケルナー』。
後で調べると『エレンフェルザー』も『ケルナー』も『リースリング』の交配種として誕生したぶどうだとわかり。


あ〜なるほどね〜



と1人納得。



日本酒が苦手だった時、最初においしいと感じたのは華やかな香りのする、山形の『出羽桜』だったし。
ビールが苦手だった時も初めておいしいと感じたのはドイツで飲んだフルーティーな白ビール『ヴァイツェン』だったし。

最初はフルーティーな香りのするものを好むみたいっすね!


今ではビールも日本酒もたくさんの種類をおいしいと感じて飲めるようになったので、いつかはワインもそうなると楽しいな〜と思うのでした。















次回はいよいよカナディアンロッキー編です!
ではまた次回