なおいです。
そんな本日はワイナリー巡りの話を少しお送りします。
カナディアン・ロッキーに入る前に訪れたケロウナという街での話です。
8月20日
バンクーバーからバンフへ向け、北東方面に移動
移動といっても1日に3、4時間しか移動しないのでそれ以外の時間は暇です。
そこでインターネットを駆使し、『カナダ・ワイン』で検索をしていました。
カナダは割とワイン造りが盛んなんです!
そして、カナダにいるからにはカナダワインも飲んでみたい!と思っていました。
(ワインはあまり好きではないけど、ワイナリーのワインはきっと美味しいはず!!!)
でも、カナダがワイン造りが盛んなのは知っていましたが、地方、 街、どこが有名なのかは知りませんでした。
そこでネットです!
検索結果を簡単にいうと『東はナイアガラ、西はオカナガン』が有名って感じです。
「あ〜〜〜、確かにケベックからナイアガラまでの間にワイナリーたくさんあったな〜」
と、今更気がつき、東側でも飲んでおけばよかったと後悔した僕でした。
しか〜し!
西側でも盛んで、しかもオカナガン地方(オカナガン湖を中心とした山に囲まれた場所)はバンクーバーとバンフとの間にあるというラッキーな展開!
中でもケロウナという街が有名らしい!
寄るからにはワイン買いたいし、特にアイスワインを飲んでみたい。
ワインはあんまり好きじゃないけど、せっかくだから現地のうまいワインも飲んでみたい。
でもオカナガンにはワイナリーたくさんありすぎ!
ケロウナという1つの街でさえワイナリーがたくさんあって。
どこ行けばいいかわから〜ん!
とまぁいろいろと調べていくうちにあるサイトにたどり着きました。
ワイン@カナダ
http://shop-canada.com/SHOP/31881/31900/list.html
なんでも日本人の滝澤さんという方がケロウナに住みながら日本にワインの輸出をする事業を展開している様子。
・・・僕はダメ元で滝澤さんにメールを送りました。
もちろん会ったこともなければ、ネットで今、知ったばかり。
不躾にもほどのある突然のメールを送りました。
「突然のメール失礼します・・・」
から始まり、ケロウナにこの日向かうこと、アイスワインを買おうと思っていること、ワイナリーがたくさんあって決められないこと、オススメのワイナリーがあれば教えて欲しいこと、等々を相談しました。
そしたら!なんと!10分ほどで返信が!
「ご丁寧なメールありがとうございます・・・」
から始まり、
アイスワインは売り切れるのも早いということ。
お土産用のアイスワインは粗悪品であること。
アイスワインを作っていないワイナリーもあること。
アイスワインの価格がピンキリであること。
この時期に買えるアイスワインの説明。
サマーヒルというワイナリーのアイスワインは非常にできはいいが高価だということ。
ミッションヒルというワイナリーが作る赤のアイスワンが質と値段的にもオススメなこと。
等々、とにかくわかりやすく丁寧な返事をいただきました!
本当にびっくりしました。
わけわからん人間からの失礼とも取れる突然のメールに、こんなにも丁寧に返信いただけるなんて。
しかも・・・
「今のケロウナは天候もいいので、ぜひ素敵な時間をお過ごし下さい」
なんてことまで言ってくれて。
なんていい人だ!
本当に嬉しくなりました!
感謝!
こんな素敵な人のする仕事はきっと丁寧で誠実なんだろうな〜
いつか日本からこのHPでワインの注文をしよう!!!
というわけで、オカナガン地方でワイン造りが有名なケロウナという街へ向かうのでした。
夕方、ケロウナに到着
翌日のワイナリー巡りに向けて少し情報を仕入れて就寝
8月21日
ワイナリー巡り
この日は5箇所のワイナリーへ行きました。
まずは『ミッション・ヒル・ファミリー・エステート・ワイナリー』
え?美術館?
と思うくらい綺麗な作りの敷地内
ブドウ畑とオカナガン湖がとっても綺麗
ピノ・ノワール
こいつがこれから赤ワインになるんですね〜
とっても素敵な場所っすね!
チャペルや レストランもあり、ウェディングパーティーやったら最高でしょうね♪
では、いざ中へ!
あ〜中も素敵です
アイスワインも何種類かありましたが・・・
赤のやつはこれだけと言われたので、じゃあこれでしょう!
前日に滝澤さんに教えていただいたアイスワイン!
ゲットです!!!
何本買おうか悩んだけど、3本!
飲むのが楽しみや〜〜〜♪
アイスワインは実ったブドウを秋に収穫せず、冬に凍るのを待つらしんですね。
凍ったり溶けたりを繰り返すことで糖度が高くなるんだそうです。
その代わり水分も少なくなるので作れるワインの量も減るみたい。
手間をかけても量が作れないので高価なワインになってるんですね!
またアイスワインは国が定めた一定の条件をクリアしないといけないらしいっす。
収穫時の気温とか
厳しいっすね!
ブドウ作りができて冬は冷え込む必要があるので、本物のアイスワインは世界でもドイツやオーストリア、そしてカナダでしか作ることができないみたいです。
続いて訪れたのはこちら
建物が綺麗
レッツ試飲!
上記のベーシックなワイン3種類は試飲が無料みたいなので飲んでみることに。
白は『シェニン・ブラン』と『シャルドネ』
赤は『ピノ・ノワール』
やっぱりワインはあんまり好きじゃないな〜
特に赤ワインはダメだ!苦手だ!渋い!
渋い物、苦い物が苦手な子供舌
フキノトウとかコーヒーとかあんまり好きじゃない・・・
白の方がまだ割と飲めるけど、基本的に酸味のある果実酒が苦手っすね〜
景色は綺麗♪
それでもせっかくだから『シェニン・ブラン』買いました。
・・・いつの日か美味しさがわかる日が来るのだろうか?
続いて訪れたのはこちら『サマーヒル・ピラミッド』
ここはオーガニックワイナリーとして有名だそうです!
ピラミッド
このピラミッドの中でワイン寝かせるらしいっす。
ピラミッドパワーで美味しくなるらしいっす!
テーマパークみたい!
大きなワイナリーはもう1つの観光地 ですね〜
レッツ試飲!
こちらのワイナリーは基本的にどれでも無料で試飲させてもらえます!
中でもスパークリングワインが有名らしいので飲んでみました!
1番上と2番目を試飲。
1番上の方が好きっすね!
赤はやっぱり苦手だな〜
なおい「白でなにかオススメある?」
スタッフ「普段は何飲むの?」
なおい「普段はビールと日本酒しか飲まないんだ」
そのあと少し話をして・・・
スタッフ「じゃあこれはどうかな?」
「うまっ!!!」
思わず声が出た
うま〜!なにこれ!うまっ!
これがピラミッドパワーか!
こんなにうまい白ワイン初めてだよ!
甘口で酸味もそんなに感じなくて、とってもフルーティー。
とにかく美味しかった。
この1番下の『エレンフェルザー』ですか?
これです。
いや〜驚いたな〜。
こんなに早く美味しさがわかる時が来るなんて。
ワイン初心者、苦手な人間でもおいしいと思うワインがあるんですね!
世界はなんて広いのかしら!
最後にアイスワイン
あま〜〜〜〜〜〜〜〜い!
甘い甘いとは聞いてたけど、ホントにすっごく甘いんだねアイスワイン!
これはデザートですわ。
食後酒の意味がわかりました。
でも個人的にはやっぱりさっきのヤツが好きですね!
ってことで
スパークリングと合わせて3本購入です。
4ヶ所目は『シダー・クリーク』
この日は午後からウェディングパーティーがあるみたいでした。
素敵!
こちらのワイナリーは建物も雰囲気も落ち着いてて素敵でした。
以上!笑
少し飽きてきました♪
最後はこちら『グレイ・モンク』
いや〜〜〜〜、おっそろしく可愛い建物ですね!
素敵だわ〜
ここ1番好きだな〜
では入ってみましょう!
試飲スペース
レッツ試飲!
ここでは上記8種類のワインからどれでも4種類は無料で試飲できるみたいです。
写真を撮るのも忘れワインに夢中になっていました。
ここのオススメは白の『ピノ・グリス』らしいっすけど、
個人的には白ワインの2番目『リースリング』と1番下の『ケルナー』が良かったです。
フルーティーなワインなら飲めるかも!
・・・金銭的に迷いながらも2本購入!
この先の旅が心配です!!!!
そんなわけで5ヶ所のワイナリーを周り、合計9本、約$300!
いや〜お金使っちゃったな〜
こういうところあるんだよな〜
でも飲むのが楽しみです!
日本にもお土産で持って帰ります!
まとめ
カナダワインは白ワインを多種類作ってる印象でした。
気候や土地がそうさせるのかはわからないけど、そう感じました。
例えば日本酒なんかは作る時に使う米をどれくらい削るかっていう歩合で『清酒』とか『大吟醸』とか名前が変わるけど、
ワインはブドウの品種がそのままワインの名前になることもわかってとっても面白かった♪だからその分ワインは種類が多いですね!
僕が好んで飲んだ『リースリング』『エレンフェルザー』『ケルナー』。
後で調べると『エレンフェルザー』も『ケルナー』も『リースリング』の交配種として誕生したぶどうだとわかり。
あ〜なるほどね〜
と1人納得。
日本酒が苦手だった時、最初においしいと感じたのは華やかな香りのする、山形の『出羽桜』だったし。
ビールが苦手だった時も初めておいしいと感じたのはドイツで飲んだフルーティーな白ビール『ヴァイツェン』だったし。
最初はフルーティーな香りのするものを好むみたいっすね!
今ではビールも日本酒もたくさんの種類をおいしいと感じて飲めるようになったので、いつかはワインもそうなると楽しいな〜と思うのでした。
次回はいよいよカナディアンロッキー編です!
ではまた次回
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