7/11/2016

モントゴメリー へ寄り道

おはようございます!
朝から更新。
なおいです。





今回は東への移動中に立ち寄ったモントゴメリーという街の話です。
軽めに真面目にいってみます♪











7月9日


前日、ダラスでは何もできないままに終わった僕でしたが、そのままの勢いでテキサス州を抜け、ルイジアナ州まで来ました。
走行距離およそ800kmでした。
今までで1番走りました。

・・・だってやることなかったんだもの。






さて、この日も東への移動です!
通り道の近くで、おもしろうそうなところをこりずに探しました。

ありました。
600kmほど先に、キング牧師が牧師を勤めた教会が。
この日の目標地点がモントゴメリーという街に決定しました。








東への移動開始

あっという間(2時間くらい?)にミシシッピ州に突入です。
ミシシッピ州はミシシッピ川くらいしかなかったので飛ばしました。

ミシシッピ川



一気にミシシッピ州を突っ切り、アラバマ州へ。
アラバマ州も半分ほど突っ走り、モントゴメリーへ。




着きました!
長かった!
6時間以上の移動でした。


Dexter Avenue King Memorial Baptist Church

キング牧師が初めて赴任した教会らしいです。



ところで、キング牧師知っていますか?
I have a Dream!
っていう有名な演説を残した人





マーティン・ルーサー・キング・Jr

黒人の公民権を獲得する運動の主導者であり、ノーベル平和賞の受賞者でもあります。

リンカーンの奴隷解放宣言から、100年以上経ってようやく黒人には法の下の公民権が与えられたっいう歴史がアメリカにはあるんです。
つまり、奴隷解放宣言がされても、国や州の法律的に黒人は差別されたままだったってことっす。
その公民権を獲得する運動を主導したのがキング牧師なんです。
アメリカの歴史を語る上で、彼はとっても重要な人物なんですね。


今は、中学校の道徳の授業でも取り上げられるこのキング牧師。

僕はキング牧師を尊敬しています!
ぜひ!調べてみてください!
彼の残した業績、言葉や、演説はとても心に響きます。










そんなキング牧師がそういった運動を始めるきっかけとなった場所がここモンゴメリーで、
彼が主導して行われたバスボイコット運動の舞台もここなんですね〜




歴史を感じます!






建物の左側の木
成功をおさめたアラバマの座り込み運動の記念樹かな?









この旅で東へのルートは決まっていなかったんですが、どの道を通るかは決めていませんでした。
旅の流れで南部を通ってみて良かったです。

というのも、南部の方が黒人の生活者が圧倒的に多くて、そういうことを身をもって知れたってことがすごくいい経験になりました。
なっています。

本の中でしか知らなかったアメリカ南部の黒人奴隷とか、黒人差別とか、やっぱり現場を見ると身近に感じるし、興味も持てるので。



昨日訪れたダラスの街で僕がミュージアムの見学ができなかったのも、黒人差別が原因なわけで。
まだまだこの国には、そういった差別主義が残っていること。

そして、現アメリカの大統領&ファーストレディがアフリカ系アメリカ人の黒人であるということ。



今、僕はとても身近に感じています。

このタイミングでのアメリカ訪問、色々と考えながら進んでみたいと思いました。













最後に・・・
非暴力者主義であり、愛こそが世界を平和にする唯一の方法だと考え、黒人(奴隷の子孫)と白人(奴隷所有者の子孫)が同じテーブルにつくことを夢見て、さらには世界の平和を訴えて生涯を終えたキング牧師。
そんなキング牧師の残した言葉。
ちょっとだけ紹介して終わります。



「人は兄弟姉妹として、共に生きていく術を学ばなければならない。それができなければ私たちは愚か者として共に滅びることになる」


「人を許すことを覚え身につけなければいけません。許す力量のない者には愛する力もありません。最悪の人間にもどこか取り柄があるように、最高の人間にも悪い面はあります。これがわかれば、敵を憎む気持ちも薄れます。」


「疑わずに最初の一段を登りなさい。階段すべてが見えなくてもいいのです。とにかく最初の一歩を踏み出すのです。」


「心の中に夢をしまっておく場所をいつも開けておきなさい。」


「私たちには今日も明日も困難が待ち受けている。それでも私には夢がある。」











うん。
僕にも夢があります。

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